先日9/26(火)に，cvpaper.challengeは日立製作所さま協力のもと約4年ぶりとなるオフライン研究発表会を開催いたしました．

本イベントは，日立中央研究所（国分寺）にて，cvpaper.challengeメンバーと日立製作所 研究者の皆さまが，最新のCV技術について理解を深めお互いの研究成果・推進中の論文（CVPR’24 / ECCV’24投稿予定など）について議論を行いました．

招待講演とポスター発表の2部制プログラムで開催され，招待講演では，川上先生（東京工業大学）・田村さん（Hitachi America, Ltd.）にご登壇していただきました．その後のポスター発表会では，20件以上の投稿があり，研究に関する議論や対面にて普段交わすことができない意見交換がされておりました．

オンラインで便利になった点も多くある一方で，対面だからこそ発生するアイデアや信頼は重要であると改めてこのような研究会のありがたみを感じたイベントでした．

尚，本企画開催にあたって，日立製作所さまには協賛として会場をご提供いただきました．誠にありがとうございました．
　

当日の様子

招待講演

ポスター発表会

■前回の開催実績

過去に開催した内容は以下リンクよりご確認ください．
・CVPR2019網羅的サーベイ報告会
　

　
■開催概要

cvpaper.challenge×日立製作所 研究発表会

　
●主催：　cvpaper.challenge ［司会進行： 大谷 豪，森 江梨花(慶應義塾大学)］
●協賛：　日立製作所
●協力：　ResearchPort

■当日のプログラム

time	program
12:00〜12:10	オープニング（日立製作所代表者さま、cvpaper.challenge：大谷 豪 氏）
12:10〜12:50	招待講演1［cvpaper.challenge］ タイトル：「深層学習の品質保証に向けてー汎化，カリキュラム学習，転移学習，の改善」 川上 玲 氏 東京工業大学 准教授 講演概要： 深層学習のアプリケーションを実世界で利用するにあたっては，品質が保証された技術の確立が重要となる．2020年に始まった東京工業大学とデンソーITラボラトリの共同研究講座では，この目的に向けて様々な取り組みを行ってきた．本講演では，これらの中から，基盤モデルの汎化能力の改善，カリキュラム学習との組み合わせ，転移学習，の三つの観点での研究について紹介する．
12:50〜13:30	招待講演2［日立製作所］ タイトル：「画像認識技術とその産業応用」 田村 雅人 氏 Big Data Analytics Solutions Lab, Hitachi America, Ltd. 講演概要： ■全方位カメラを使った人物検出技術 ref. https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/8658933 ■人追跡に使われる人物再同定の汎化技術 ref. https://www.bmvc2020-conference.com/conference/papers/paper_0303.html ■人・物体関係認識技術 ref. https://openaccess.thecvf.com/content/CVPR2021/html/Tamura_QPIC_Query-Based_Pairwise_Human-Object_Interaction_Detection_With_Image-Wide_Contextual_Information_CVPR_2021_paper.html ■人グループ行動認識技術 ref. https://www.ecva.net/papers/eccv_2022/papers_ECCV/html/1482_ECCV_2022_paper.php ■インフラ検査のための異常検出 上記のようなテーマからポイント解説を予定しています。
13:30〜13:45	休憩（15分）
13:45〜14:15	フラッシュトーク×30名分（人数は前後する可能性あり） 1人あたり30秒程度で発表ポスターの紹介をしていただきます。 ポスタータイトル・発表概要を簡潔にお伝えください。
14:15〜17:15	ポスター発表（3h）×交流会 25件ほどのポスター発表が行われました。
17:45〜	懇親会

■お問い合わせ

本企画に関するお問い合わせは，以下よりResearchPortまでご連絡ください．
https://research-p.com/contactform/